No.79 "意識改善"って本当に難しい
無事にコンテストの本番が終わりほっとしたのも束の間、また心が乱れることがありました。
先週の金曜日にコンテストが終わり、審査員による採点結果をもとに集計を実施。
そして月曜日にSNSを通して結果発表を実施!!
掲載するまでに少し時間がかかっていると、何度もWhatsApp(日本でいうLINE)で急かしてくる参加者たち(笑)
普段、提出期限守らん人がなんでこのタイミングだけせめてくるねん!って本間に思ってました。(笑)
参加者19名のうち入賞するのは7名。
そして月曜日の夕方17時頃にやっとの思いでSNSに結果を投稿すると、グループのWhatsAppに続々とメールが!
「おめでとう!」とか、「嬉しい!」とかまぁもちろん入賞した人たちからは感謝や喜びのメッセージが届きましたが・・
残念なことに、結果に納得いかなかった人から「審査結果は不公平である」とか「入賞者が勝った理由がわからない」などの文句のメールが入りました。
それを見て、すごく悲しい気持ちになりました。
文句を言われたことが悲しかったのではありません。
そうでなくて、"これまで私たちLANSOLメンバーが提供してきたものは、彼らにとって価値のないものであり、さらには学びにならなかった"という事実を突きつけられたように感じたからです。
コンテストで勝つことが、知識を得て成長するよりも大切なのか?
起業家としての知識を養ってもらうために実施した講義、ビジネスプランを作成するために行った個別指導、スピーチの練習会、起業家訪問などこれらの手厚い支援に何も感じないのか?
コンテストはあくまでこれまで学んだことを発表する機会であり、コンテストで勝つことが目的ではない。
コンテストはただの手段なのです。
これらのプロセスが本当に大事なんです。
学ぶことに価値を置いてほしかったんです。
目に見える物(賞品)より、目に見えない(学びや経験)に価値があるという"考え"や"意識"を持つことってやっぱり難しいんでしょうか?
私が悲しかったのは、私たちが提供してきたプロセスが彼らの将来にとても役に立つということを伝えることができなかったからです。
もちろん全ての人がそういうわけではありませんが。
終わってほっとしたのも束の間、ドンって重いものがのしかかってきました。
何かを成し遂げてもなかなか満足いく結果って得ることができないんですね。
また、何かを成し遂げてもまた新たな課題が見つかるということも実感!
だから人はつねに"前に向かって進んでいくしかないんだな"って思いました。
向かい風が強めに感じる(笑)
でも、きっと昔の私なら「負けたくらいでそんな文句いうてんと、やることやれ!実力が伴ってないからそういう結果やねん!」
という感じでキレていただろうなと思います。
しかし、ここでの経験がわたしを強くさせてくれました。
強くなるというのは逃げずに考えること。
大事なのは、自責で物事を考えること。
そして、その反省をバネにさらにステップアップ!
相手は変えれないから、自分が変わるしかない。
だから、今回の件については、起業家としての知識と経験を増やしてもらい成長する機会を提供したつもりでいましたが、全ての参加者にそう思ってもらえなかったのは自分とLANSOLの指導不足であった。という考えにいたります。
そんな反省点もありつつも、実際には大半の人が今回の学びに対して大きな価値を感じてくれました。
というのも、本当に感謝していると何人もの人からメールをもらいました。
そういうのが励みになるんです。
ありがたい!!!
ありがとう。って言われたら泣きそうになる最近。笑
コンテストは終わりましたが、11月中旬に賞品の授与式があるので、それまでに色々と準備することがあります。
今日は、入賞者たちへの今後の流れの説明会を実施しました!
これまで、絶対遅刻しかしてこなかったのに賞品についての話があるとなるとみんな一変して、"全員"予定の時間に集まっていました!(笑)
なんて現金な人なの!!!っと笑ってしまいました!(笑)
でもそんなパラグアイ人はとっても可愛いです!
単純すぎて愛おしいです。
そんなパラグアイ人と一緒にいれる時間もあと残りわずか!
1日1日を大事に過ごしていきたい。
↑入賞者たちとの打ち合わせにて
では、また次回!!!